PS4 XboxOne世代のキャプチャを考える

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PS3 Xbox360時代のキャプチャ環境では、映像はHDMI、音声はRCA出力を利用していた人が多いでしょう。
映像はそのまま分配器にかけるだけ。音声はPS3では音声同時出力設定、360では殻割で接続ですね。
RCA出力するのでステレオ音声ってことになりますが、配信サイトに6チャンネルの音声を送ってもマトモに受け取ってくれるかわかりませんし、視聴者側もほとんどがステレオだと思いますので、問題ないでしょう。

PS4 XboxOneではゲーム画面の配信機能こそあるものの、使えるサービスは限られていますし、字幕入れるだとかコメント読み上げ音声を入れるとかは無理なので、出来る事はPCと比べて制限されます。可能ならばPCで配信した方がいい。
というわけでPS4 XboxOne世代でのキャプチャを考えてみようかなと。

 

キャプチャボードの1080p対応

PS3 Xbox360のソフトはほとんどが720p。1080p出力をする意味はあまりなく、ハード側でスケーリングするかテレビ側でスケーリングするかの違いしかありませんでした。キャプチャボードも720pのものがほとんどでした。今までキャプチャ環境をもっていた人の多くは、ゲーム機の設定は720pでプレイしているでしょう。私もです。

これが次世代機となり、1080p設定が普通になってきます。ここで720pに設定することは”妥協”となってしまいます。キャプチャ環境は、通常のゲームプレイに一切の支障を出さずに構築すべきというのが私の持論です。そのためキャプチャボードも1080p対応が必要になり、買い替えが要求されます。

1080p対応のキャプチャボードの主な問題点が、金額が高いことと、PCへの無駄に負荷が高いこと。
金額こそようやく落ち着いてきて2万程度で買えるレベルまで落ちてきましたが、1万円代はナカナカ・・・。

 

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わりと最近に発売されたCV710がアマゾン実売22000円前後。
最近の1080p対応キャプチャーボードは、どうもUSB3.0の製品が多いんですよね。USB3.0は確かに高速なのですが、SandyBridgeの時インテルがチップセットで対応をしなかったため、色々なメーカーのチップセットが出回り。その結果として互換性や性能に問題があることがあります。IvyBridge以降はインテルチップセットが対応してきたので、それ以降はまず問題ない話ですけども。私はSandyBridge世代です。
また、これは人によって考え方違う気もしますが、PC周辺ってケーブルジャングルが発生していると思います。1本でもケーブルは減らしたい。つまりケース内に内蔵したいというのもあります。

 

そこで見つけたのがこいつ。
これの面白いところが、1080p対応で録画は30fpsという点。そして10000円前後と安い金額。
入力は60fps可能なので1080p設定のゲーム機を接続可能で、それが30fpsで表示されるという摩訶不思議な仕様。

現実的な面で考えれば、1920*1080 60fpsでキャプチャ、編集しようと思う人はそうそういないでしょう。データ重いので。キャプチャ時には30fpsでキャプチャする場合がほとんど。720pでも60fpsは重いから30fpsで録画する人多いと思います。なので別に問題ない。大切なのは入力可能なことで、入力ができるのであれば録画は30fpsという制限は関係ないと考えることもできます。そうするとフルHDキャプボとしては破格の1万円前後という金額がメリットに思えてきます。ゲテモノ買いの銭失いになる気もしますが・・・なんせ安い。
こちら注文してみたため、XboxOneが届いた頃にレビューしてみたいと思います。

ちなみに処理量をカンタンに計算すると
1280*720 30fps<2倍差<1280*720 60fps≦ほぼ同じ≦1920*1080 30fps<2倍差<1920*1080 60fps
といった具合になります。
720p60fpsと1080p30fpsはほぼ同じですが、1080p30fpsの方が若干重いです。

 

HDMI分配器

これは従来機でキャプチャ環境を用意していた人であれば、買い替えたりする必要はないでしょう。安物でもOKです。

 

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私はこちらを所有、使用しています。
購入した頃の性能評価では、この分配器を経由することによる遅延時間は0.01秒以下です。1フレームも変わりませんので、ご安心下さい。私の環境では、その他の機器全部込み込みで1フレームの遅延がキャプチャ映像側にのみ発生している程度です。

 

音声問題

基本的に音声出力がHDMIのみとなったPS4 XboxOne。従来機ではHDMI主出力とは別にアナログRCAで出力ができたので、若干不便になっています。
だからといって妥協し、ステレオ設定にしてHDMI直接キャプチャボードにぶっ刺すというのは言語道断。キャプチャ環境は、通常のゲームプレイに一切の支障を出さずに構築すべきというのが私の持論です。(2回目)
HDMI音声出力設定は5.1 / 7.1chのまま、スピーカーやヘッドホンで再生しつつ、それとは別にステレオにダウンミックスして取り出し、PCへと入力させなければいけません。

 

そこで登場するのがオーディオ分離器。
映像と音声の入ったHDMI入力から音声のみを取り出し、光デジタルorRCAで出力してくれます。光デジタルでは5.1ch 2chの選択ができるそうですが、まあ2chでOKでしょう。処理可能な帯域幅等見る限り、L-PCM 5.1chいけるっぽい感じです。
そしてHDMI出力はバススルー出力、音声入ったままです。
HDCPにも対応していると書かれているので、これを買えば間違いないです。似たような製品はいくつかあり、中には5000円以下の商品もありますが、HDCPについて説明が書かれていなかったりするので心配。

これでまず音声のみ取り出しておいて、バススルー出力をAVアンプへ。AVアンプからの映像のみHDMI出力を分配器にかけて片方をテレビへ、片方をHDCP消してくれるアレ経由でキャプチャボードへ。というのが理想像。

さて、オーディオ分離器で取り出したアナログRCAに乗ったステレオ音声。これをPCへ入力するわけですが・・・最近のフルHDキャプチャボード、映像はHDMI 音声はRCAといった設定ができないというかアナログ入力端子がそもそも存在しないという場合が多々あります。

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HDMI Video & Analog RCA Audio。これができるキャプチャボードが一番便利なのですが・・・。(画像はIntensityPro)

音質とか気にしなければ、オーディオ分離器で取り出したRCA音声をステレオミニプラグへ変換した上で、ほぼ全てのPCについてるであろうマイク入力のジャックにそのままぶっ刺すというのが一番シンプルでしょう。映像と音声を別の機器で入力するとズレが発生することがあるのですが、そこはPC側で調整すればOKでしょう。また音質等を多少でも気にするなら安物のUSBオーディオとかかな。キャプチャ用程度であれば質なんて気にしなくていいと私は思うので、私なら直接ぶっ刺してしまおうと思います。

 

まとめてみると

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従来機からの変更点は、キャプチャボードの1080p対応と、オーディオ分離器の追加ですね。

こんな感じの接続をすることで、遅延等少ない通常の環境でゲームプレイをしつつ、同時にPC側で配信が可能となります。
またキャプチャ側の音声以外は全てデジタル接続ですので、適切な設定を行えば劣化等は発生しません。

 

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適切に設定をできていないと、HDMI接続では階調表現の差異によってこのような色破綻が発生します。
ここらへんの詳しい話は、今回はしません。気が向いたら紹介してみようかなーとは思いますが。

 

以上、PS4 XboxOne世代のキャプチャ環境についてでした。

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