スターウォーズ 最後のジェダイの感想

見てきたので、感想のブログ。
ネタバレも含みますので嫌な人は読まないように。

面白かったよ!

わりと綺麗にまとまっており、また前作エピソード7で不満を持ちやすかった部分の補充もしっかりとされている印象でした。まずは、エピソード7からアップグレードした部分を軽く上げてみようと思います。

ライトセイバーのバトルシーン。前作はわりと激しいバトル感はなく、エピソード1~3世代の私から見たらちょっと物足りなさがありました。まぁレイはフォースに目覚めたばかり、フィンはただのストームトルーパーなので、エピソード1~3のようなジェダイ全盛期と同レベルの戦いをしたらその方がおかしいんですけども。
しかし今回エピソード8では、レイはフォースの扱いが進化し、戦いがかっこよくなりました。そしてフィンはストームトルーパーとして訓練経験があるであろう、あの有名なトンファー?で戦います。

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前作で人気のトンフォー?っぽい武器。フィンがこれで戦うシーンがあります。

戦う相手も強いのが揃っているので、見ごたえは十分でした。
ガッツリとネタバレになりますが、最高指導者スノークの近衛兵、銀色ストームトルーパーのキャプテンファズマなどとのバトルがあります。キャプテンファズマのバトルはちょっと少なすぎると思うので、もうちょっと「さすがキャプテン、銀色だけはあるな」というシーンが欲しかったかも。

またエピソード7では、カイロレンのその不安定さ、未熟さを強烈に描いていたため、ヒール(悪役)好きの人にはわりと不満があったと思います。コスチュームのせいかちょっと馬面感、たらこ唇感があったのも、批判の一つかも知れませんね。私はあの小物感が逆に好きだったんですけどね、特に撃たれたお腹ドンドンして「ここが痛くて全力出せない」アピールしてるのが。
エピソード8でカイロレンはかなり強くなりました。なんとなく化粧変えてたらこ唇感も減ったような。精神の未熟さの描画が減り、適度になりましたので、これならヒール好きにも受け入れられるんじゃないでしょうか。

ストーリー・物語の描き方としても、今回は「良いな!」と思える部分がありましたね。どんな世界にも存在するであろう「戦争をすると儲かるのは誰か、武器商人だ。もちろん売る相手は帝国軍と反抗軍両方だ」が描かれるのはけっこうお気に入りです。
またエピソード9に向けての終わり方も、ぶつ切り感やモヤモヤ感はありませんでしたね。スターウォーズはこれまでもあまり極端なぶつ切り感はありませんが、続きモノの映画って「これ前編・後編だろ!」みたいな切り方してるのもありますからね。またモヤモヤ感として「あれって結局何だったんだろう?」が残るものはどんなものにも多くあり、例えばエピソード7では「レイの親なんなの?」とかが特にモヤモヤ感として残りましたね。それをファン同士で議論するのも映画の楽しみ方かも知れませんが、私はモヤモヤ感が残るので嫌いです。
今回はわりとそういうのもなく、劇中で出てきた伏線はその場で回収し、次回まで残さないように感じます。見落としてるだけの伏線がもしかしたらあるかも知れませんが。

ルークのジェダイとしての精神的未熟さの描き方、私はわりと好みですがここは意見分かれそう。
今作、レンがダークサイドに堕ちた理由がハッキリするわけですが、それはルークのせいでした。レンの中に育つ暗黒面を見たことで「今のうちに殺すしかない」と寝込みを襲い、レンに強いトラウマを与え、それが最後の一押しとなって暗黒面へ真っ逆さまです。人によっては「ルーククズすぎワロタ」「ジェダイならそこで正しく導こうとするだろ」と思うかもですね。
ここで私は、「やっぱルークはジェダイとしては未熟なんだな」と納得できました。だって、ルークは青年になってから基礎を少し学んだだけで、後は独学ですよね。ジェダイは本来、生後間もない頃からの英才教育です。稀代の才能を持つアナキンでも、まだ子供の9歳から修練を積み、能力はトップになっても精神が未熟すぎて暗黒面に落ちました。それが青年、しかも短期間なのがルークなわけですから、精神面が育ってるわけがありませんよね。というわけで私は納得できました。

その他、わりと細かいおもしろシーンなども挟み込まれていますし、映像の綺麗さの見せ場も多数あり、トータル満足度はかなり高いです。

不満はここ!

最高指導者スノーク、あっさりと逝きましたね。あっさりすぎて驚きました。具体的に言えば、肘置きに置いてあるライトセイバーをフォースで操作され、スノークめがけてスイッチオンで横っ腹に突き刺さって一撃KOです。今回はこの「ライトセイバーってわざわざ切りかからなくても、スイッチオンにした時にそこにターゲットがあれば突き刺さるよな」で敵を倒すシーンが他にもあり、監督のお気に入り演出なのかな?と思いました。
しかしまぁ、よくよく考えるとエピソード6でもダースシディアスはあっさりと――持ち上げて投げ捨てるだけ――逝きますし、シスの暗黒卿はあっさり倒れるのがスターウォーズなのかもなと思うと、あっさりと逝かせたのには理由があるのかもですね。

レイの両親、ただの一般市民でした。金に困ってレイを売り捨てただけでした。
エピソード7であれだけ過去のレイの記憶を描いていたので、きっと何か特別な血筋なんだろうと思わせたところに、ただの一般市民というオチ。フォースが強いのはただの偶然です。様々な考察サイトが「父親はルークか、オビワンの血筋、もしかしたらスノークの隠し子かも!」みたいな妄想をしてましたが、全て的外れに終わりました。名も無き一般市民でした!
ここは普通に驚きはしましたが、どちらかと言えば「落胆」の方向に驚きました。エピソード7でルークのライトセイバーに触れたら過去の記憶が出てたからこそ、少なくともルークに関係あるはずだと誰もが思ったはずです。そこに何の関係もないというのはちょっと突拍子もないというか、観客の予想の裏をかくためにちょっとムリしすぎかと。
スターウォーズエピソードの原点のアナキンが、ミディクロリアンで自然発生した存在なので、ある意味血統主義ではないとは言え、基本的には血統主義ですよねスターウォーズって。アナキンの子だからルークは強いフォースを持つ、アナキンの孫だからレンも強いフォースを持つ、みたいな。すなわちアナキンから始まる血統主義と言えるので、そこに一般市民デーッスというのは本当に唐突過ぎて驚き、落胆します。

ちなみに

今回は4K対応のシアタス調布10番スクリーンで見てきました。
最後のジェダイが映像ソースとして4Kなのかどうか、明確なソースはありません。しかし普通のデジタルシネマよりは明らかに綺麗だなーというのは感じました。
解像感も高く、少なくともフルHDではないだろうとは感じるのですが、果たして4Kなのかと思うと・・・うーん。本編映像は4Kでもおかしくない解像感で、字幕のジャギ感に至っては4Kとしか思えないレベルに滑らかクッキリでした。しかし最後のスタッフロールの文字は4Kとは思えないボケ味で、でも普通のデジタルシネマみたいに残像で読めないことがない(映画は24fpsなので、スタッフロールのように文字が早く動くとどうしても読みづらくなる)。トータルで考えて「本編の映像は4K相当で撮影したが、スタッフロールはそもそもフルHDで作っていて、シアタス調布は4K上映」か、もしくは「フルHDをフレーム補完入りでアップスケーリング上映」ではないかと思うのですが・・・知ってる方いたら教えて下さい。

とりあえず、機会があったらIMAX――大阪に行く予定がないのでフルHDだけど――に行って見比べてみようと思います。今作の満足度だと、まぁもう一度は見ても損ではないかなーと思うので。

コメント

  1. 匿名 より:

    オビワンの血筋じゃ無いとかびっくりですわ・・・。

  2. より:

    砂漠の惑星で育つとフォースが覚醒されやすいんじゃね?知らんけど

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