ナチス礼賛 高須院長、無事AACSを追放処分となる

8月下旬、高須クリニックの高須院長が、様々なナチス賛美発言をしていることで話題になっているのを覚えていますでしょうか。当時の流れをまとめた当サイトの記事はココ。これについてついに続報が出ました。

高須院長、AACSを追放となりました。

というわけでまたまとめてみましょう。

先にこれまでの動きについて

ナチス賛美発言の内容については割愛します。以前にまとめた記事をご参照下さい。
それを見たアメリカの人権団体Simon Wiesenthal Center(SWC)が、高須院長が所属しているAmerican Academy of Cosmetic Surgery(AACS)、アメリカ美容外科学会に対し、追放を要求。高須院長はなぜかひたすらに[違う][違う]言い続けていたのが、前回までのあらすじですね。

その後しばらくは、大きな動きはありませんでした。
AACSがどう対応するか、AACSの中では当然時間をかけて調査・協議が必要なので、すぐに動きがあるわけがないというのは当たり前の話ですね。しかし高須院長は「しばらく動きがない」ことから、追放はされないと思ってしまったようで挑発行為を繰り返し始めます

9月3日。年会費を払ったぜアピール。
彼の主張ではそもそもAACSに在籍していないはずだったのですが、いつの間にか在籍を認めるようになりました。

9月16日。自分はAACSの偉い人だとアピール。
当然ですが、組織内での立場が偉いかどうかと、ナチス礼賛行動が国際社会通念上において許されるかどうかは、何の関係もありません。

9月17日。SWCによるAACSからの追放要求が拒否されたことを確認したと主張します。
その後追放されているため、確認したというのはただのと判断するしかないでしょう。この日に年会費を払ったため、高須院長は「年会費の請求書が来た」を「追放要求は却下され、これから1年の在籍を認められた」と解釈したのではないかと推察できます。
まぁ当然ですが、追放審議中であっても、請求書を発行・送付するという事務処理は普通に行われますね。そのため常識的に考えれば、請求書が来たからといって追放要求が却下されたとの解釈はできるわけがないのですが、彼は偉い院長様という立場なので、そういう事務処理についてはあまり詳しくないのは仕方ないかも知れません。

そして11月9日、追放

日本時間で11月9日。現地時間だと11月8日。
SWCが、高須院長がAACSから追放されたと発表します[該当記事]。

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SWCがAACSへ追放を求めていたために、その返事として、追放をしたという返事を受け取ったというものですね。ここでは次のように書かれています。

“We have now received a letter that said in part, “…after considering the recommendations of the JAC [the Academy’s Judicial Affairs Council] the Board determined Dr. Katsuya Takasu engaged in “Conduct Subject to Discipline” as defined in AACS’s Bylaws, and, in accordance therewith, terminated his AACS membership.”

ざっと要約すると次の通りです。

・AACSの理事会は、彼の行動が規律違反であり懲戒処分に相当すると判断した。
・彼のAACSメンバーシップを抹消した[terminated]。

こういう場で使われる”terminate”は、かなりキツい表現ですね。日本語で言うなら懲戒免職とか契約破棄とか、そういう時に使われる言葉でしょう。ただ組織を脱退するだけならまず使わない表現です。
また”terminated”と過去形で書かれているため、これは抹消を決めたとかではなく、抹消済みということです。そのためSWCも記事のタイトルは”Expelled”、追放済みと表記しています。

高須院長、謎理論を展開

追放されたことについて、高須院長はどう弁明するつもりか。
ネット(5chやTwitter)では一気に話題になり、高須院長の動きが観察されるようになります。そして満を持して高須院長が発言をします。

まずは陰謀の臭いがする[該当ツイート]とか、友人がいっぱいいるのに 圧力に屈したのか[該当ツイート]とかの陰謀論を展開していきます。何かあると陰謀論に走る人はけっこうな割合で存在しますね。まぁ、そのほとんどはただの被害妄想なのですが・・・。今回のこれも、誰がどう見ても陰謀ではなく国際社会では当たり前の話なので、被害妄想ではないかと思われます。
そしてまた、真の友人というのもは、友人がおかしいこと――ナチス礼賛――をしていれば止めるものです。異常行動も見逃し、庇うというのは友達ではないですね。ただの取り巻きとかそういうジャンルでしょう。

そんなわけで陰謀論を展開しながら情報収集をしていた高須院長ですが、ついに、これは陰謀や圧力ではなく、理事会によって正式に追放されたことを理解したようです。しかし彼は非を認めない性格なので、一気に超理論を展開します。

これ、創作物わりとよく見る光景ですね。組織を追い出された人が「追い出されたんじゃねえ!自分から出ていってやったんだ!」と言い始めるの。ただまぁ、多くの場合はみっともない奴を描いている光景なのですがね・・・。
そして残念ながら高須院長の場合、AACSからは既にterminated、Expelledされています。そのため彼が今「やめる!」とメールを送ろうと、もうメンバーではないので、彼が最初に言い張っていたセリフ[URL]がそのまま使える状態になってしまいます。「あなたはそこのメンバーではない。どのように退会するのかな」と。

高須院長はとにかく「追放された」ということが気に食わないようで、[追放されていません。][追放されていません。][追放されていません][追放されてません]と、嘘も百回言えば真実になる的な連呼を開始します。最初は「いません。」だったのが、「いません」と”。”がなくなり、「ません」と”い”がなくなることから、精神的な動揺を読み取ることができますね。

ちなみに有田参議院議員は

最初の頃、急に全ての黒幕と思われてしまった有田参議院議員――流れについては前回の記事を参照――は、これについて次のツイートをしていました。

まぁ、8月下旬から11月上旬までかかってますから、徹底した調査があったんだろうなというのは想像するに容易いことですね。有田参議院議員は、参議院議員ですから、私たち一般市民が知り得ない情報をどこかから受け取っていてもおかしくないので、特にここには変な部分はないでしょう。

なお、有田参議院議員の「徹底した調査が行われた」について、高須院長は次の反論を行います。

AACSに日本の関係者はいない。これは、AACSの関係者には高須院長以外の日本人はいないという主張でしょうか。もし本当にいなければ、確かに有田参議院議員の発言はちょっとおかしいかも知れません。(有田参議院議員は”AACSの”とは限定してないんですけど、些細な部分なのでスルーします)

ではここで、高須院長が自らアップした、自分がAACSの偉い人だという主張の写真をご覧下さい。

高須院長の上記ツイートの写真から切り取って画像引用
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高須院長(KATSUYA TAKASU)の左に、TAKASHI AKAMATSUさんがいるのが確認できます。所在地もTokyo, Japanとなっています。これは少なくともAASCの日本の関係者でしょう。日本に住んでいて名前も日本式だけど実は国籍は違うとかの可能性は0ではありませんが、日本に住んでいてAACSの書類に名前があるなら、AACSの日本の関係者でしょう。そのため高須院長の「AACSに日本の関係者はいません」という主張は、自らの写真によって否定され、であると判断できます。

で、今ここ

そして今に至ります。
基本的に、まとめている情報については前回と同様にソース付きで書いていますが、もし間違っている部分があったらご指摘下さい。

そして、前回と同じような締めの言葉を書いておきたいと思います。

日本ではナチス賛美はあまり気にしない人が多いのですが、海外は違います。決して容認できない極悪非道組織がナチスであり、それを称賛することは万死に値するとまで思われてしまうでしょう。その結果がAACSの追放です。しかしAACSを追放されようが、高須院長はナチス賛美発言を撤回したり謝罪したりすることもなく、挑発を繰り返すのみとなっています。ナチス賛美者が挑発行為を繰り返すことで、どんどん日本の評判が悪くなっていきます。ええ、「日本人の一人が」という解釈はされず、「日本が」という解釈をされます。日本でも、韓国人が犯罪を犯したら真っ先にネトウヨが「韓国!韓国!」って言ってますよね。国際ニュースでは、個人ではなく国を見るのです。

私には、ネトウヨのようなエセ愛国心はありません。日本に住む日本人として普通に日本が好きな程度です。だから国際的に日本の評判が悪くなることは嫌です。高須院長が暴走を続ければ、日本の評判はますます悪くなるでしょう。どうか、発言を撤回して欲しいと思います。

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